ハリネズミのダニ対策

ダニ駆除

ハリネズミのダニに注意!放置すると人間にうつるって本当?

ハリネズミってダニ対策をした方がいいの?

とお悩みではありませんか?

結論からお伝えすると、ハリネズミのダニ対策は必須です。

対策せずに放置しておくと、いずれハリネズミがダニに感染してしまう可能性が高いです。

また、最悪の場合はハリネズミが死んでしまいますし、人間にもうつってしまいます。

この記事で紹介するハリネズミのダニ感染を防ぐ3つの方法を参考に、なるべく早くハリネズミのダニ対策をはじめましょう。

ハリネズミ

 

この記事のテーマ

ハリネズミにダニが感染する原因と対策

 

ハリネズミにダニは寄生するの?

ハリネズミのダニ対策

ダニというと、猫や犬のイメージが強いかもしれません。

ダニは毛が多い動物に好んで寄生しますが、ハリネズミにも寄生します。

実はハリネズミは皮膚疾患が多い動物です。

そして皮膚疾患の4割が、ダニによるものです。

何も対策をしなければ、遅かれ早かれあなたのハリネズミはダニに感染してしまうでしょう。

しっかりとダニ対策を行う必要があります。

 

ハリネズミのダニは人間にもうつるの?

ハリネズミのダニ対策

ダニに感染しているハリネズミを触ることで、ダニが人間にうつる可能性があります。

一方で、人間からハリネズミにダニが感染することもあります。

ハリネズミには、ヒゼンダニというダニがつきやすいです。

ヒゼンダニは、

  • 人から人
  • 人からハリネズミ
  • ハリネズミから人
  • 人から物を通じてハリネズミ

と、ありとあらゆるルートで寄生していきます。

 

ハリネズミにダニが感染する3つの原因

ハリネズミのダニ対策

ハリネズミのダニ対策をするには、まずはハリネズミがダニに感染する原因を知る必要があります。

3つの原因

  • 屋外で遊ばせている
  • 餌に寄生している
  • 室内環境が高温多湿

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

原因1:屋外で遊ばせている

ダニは、人についていたり家の中にいるだけではなく、家の外にいる可能性もあります。

具体的には、草木などの植物や、虫、小動物にダニがついていることがあります。

ですので、ハリネズミを定期的に屋外で遊ばせていると、いずれダニに感染してしまう可能性が高いです。

屋外にはマダニをはじめとするダニが数多く潜んでいます。

「森林や河川敷にしかいないのでは?」と思うかもしれませんが、実はその辺にもウヨウヨいるんです。

とはいえ、ハリネズミはもともと自然の中にいる生き物です。

ハリネズミを外に出して遊ばせると、ハリネズミもとっても気持ちよさそうにしていますよね。

外で遊ぶことを禁止してしまうのも、なんだか可哀想です。

外で遊んだらダメとは言いません。

外に出すときは

  • 行動範囲を清潔そうなところに限定する
  • 茂みには絶対に近づけない

などの対策を取りましょう。

 

原因2:餌に寄生している

ハリネズミの餌が生き物の場合、その生き物にダニが寄生していることがあります。

特に心配なのが、ミルワームです。

ミルワームはハリネズミの大好物の餌ですよね。

実はそのミルワームにダニが寄生していて、ハリネズミがそのミルワームを食べることで、ダニがハリネズミにうつることがあります。

ミルワームには、

  • 乾燥状態
  • 生の状態
  • 生きている状態

3つのタイプがあります。

生きている状態のミルワームには、ダニが寄生するリスクがあります。

ミルワームを保管しているケースの中で、ミルワームが一匹でも死んでいたら、それはダニが原因の可能性があります。

そして他の生きているミルワームにも寄生しているかもしれません。

ハリネズミの餌としてミルワームをあげる場合には、乾燥している状態であげるのが安全です。

 

原因3:室内環境が高温多湿

ダニは高温多湿な環境を好みます。

東南アジアにダニが多いのも、この高温多湿な気候が原因です。

ハリネズミを飼っている室内が、高温多湿になることで、ダニが発生・繁殖しやすくなってしまいます。

いかに室内が清潔に保たれていたとしても、高温多湿な環境ではダニが発生します。

結果として、ハリネズミにダニが感染するリスクが高くなります。

特に梅雨の時期は部屋が高温多湿になってしまいがちです。

対策としては、定期的な換気が挙げられます。

しかし梅雨で雨が降っていたら、窓を開けて換気をすることができませんよね。

そういう場合には、除湿機を使ったり、風通しの良い場所にハリネズミのケージを移すなどの対策を取りましょう。

 

以上3つが、ハリネズミがダニに感染する主な原因です。

続いて、ハリネズミのダニ感染を防ぐにはどうすれば良いか、みていきましょう。

 

ハリネズミのダニ感染を防ぐ3つの方法

ハリネズミのダニ対策

ハリネズミをダニ感染から防ぐためには、以下の3つの方法を取りましょう。

3つの方法

  • ハリネズミを清潔に保つ
  • ハリネズミの生活環境を清潔に保つ
  • 獣医師に相談する

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

方法1:ハリネズミを清潔に保つ

ハリネズミを清潔に保つことで、ハリネズミのダニ感染リスクを減らすことができます。

具体的には、以下の3つの行動でハリネズミを清潔に保ちましょう。

3つの方法

  • ハリネズミを外に出さない
  • ハリネズミを洗う
  • 砂場で遊ばせる

 

ハリネズミを清潔に保つには、外に出さないのが一番です。

しかし、全く外に出さないというのは、ハリネズミのストレスになってしまいます。

ですので、ハリネズミを外に出した後は、しっかり洗いましょう。

人間用のシャンプーや石鹸は刺激が強すぎるので、動物用のものを購入してください。

また、外で遊ばせるのなら砂場で遊ばせることを推奨します。

砂場には、体についたダニを落とす効果があります。

ハリネズミのストレスを解消できて、体も清潔に保つことができます。

 

方法2:ハリネズミの生活環境を清潔に保つ

ハリネズミの生活環境にも注意が必要です。

いくらハリネズミが清潔でも、生活環境が悪いと、ダニに感染してしまいます。

具体的には、以下4つの行動でハリネズミの生活環境を清潔に保ちましょう。

4つの行動

  • 換気をする
  • 日当たりの良い場所にケージを置く
  • 床材を毎日交換する
  • 防ダニグッズを使う

まずはダニが繁殖しやすい高温多湿な環境を避けましょう。

日当たりの悪いジメジメした部屋にケージを置くと、それだけでダニに感染するリスクは高まります。

日当たりの良い部屋にケージをおきましょう。

また、換気も大切です。

 

そして床材はできるだけ毎日交換しましょう。

これはかなり面倒な作業ですが、ハリネズミをダニの感染から防ぐためには仕方がありません。

ウッドチップなどの床材は、ダニの温床になってしまうことがあります。

特に床材が水や排泄物で湿ってしまうと、ダニが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

 

最後に、市販されている防ダニグッズを使用することで、ダニの発生を防いだり、すでに発生してしまったダニを撃退することができます。

防ダニグッズとしては、

  • 防ダニスプレー
  • ダニ取りシート

がおすすめです。

 

 

 

方法3:獣医師に相談する

獣医師に相談することで、ハリネズミをダニ感染から防ぐことができます。

基本的には、

  • ハリネズミを清潔に保つ
  • ハリネズミの生活環境を清潔に保つ

上記2つを実行すればハリネズミのダニ感染は防げます。

しかし、ハリネズミの飼育環境は人それぞれです。

獣医師に飼育環境を詳細に伝えることで、何か有益なアドバイスをもらえることもあります。

 

まとめ

ハリネズミのダニ対策

ハリネズミがダニに感染してから対策を打っても手遅れです。

事前に予防をすることが大切です。

大事なペットであるハリネズミに長生きしてもらうためにも、早め早めの対策を心がけましょう。

 

今すぐに家のダニ駆除を検討している人は、ダニ駆除業者に依頼してみることをおすすめします。

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