ダニ駆除

毎日ダニに刺される人は必見!今すぐできる対策を伝授!

同じ布団に寝ているのに、なぜか家族の中でも自分ばかりが毎日ダニに刺されるなんて経験はありませんか?

 

実は、ダニに刺されやすい人には共通点があります。

 

その共通点を知っておくことで、ダニに刺されにくくすることができます。

血液型?性別?年齢?...

ここではダニに刺されやすい人の共通点(特徴)について解説します。

また、日頃からやっておきたいダニ対策の方法もご紹介しているので、被害に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

この記事のテーマ3つ

  • 毎日ダニに刺される人の特徴
  • ダニごとの特徴と刺されたときの症状
  • 今すぐできるダニ対策方法

 

毎日ダニに刺される人の特徴と原因

毎日ダニに刺される人、ダニに刺されやすい人の共通点はズバリこの5つ!

  • 体温が高めな人(汗っかきな人)
  • アルコールをよく飲む人
  • 肌が柔らかい人
  • 家でペットを飼っている
  • 草むらなど野外によく行く

 

当てはまっている項目はいくつありましたか??

この5項目について、なぜダニに刺されやすいのか、詳しく解説していきますね。

 

体温が高い・汗っかきな人

ダニは「高温多湿の環境」を好んで集まる習性があるため、暑がりで汗っかきな人はダニが好むタイプです。

特に太っている方や、妊娠中で体温が上がりやすい状態の女性は、ダニの被害に合いやすいので要注意!

ちなみに日本人の平均体温(平熱)は36.89度±0.34度(※)と言われていますので、平熱が37度付近の人は体温が高めといえるでしょう。

※出典:田坂定孝ほか、健常日本人腋窩温の統計値について、日新医学、44-12(1957),635-638

 

上記に当てはまる人は、こまめに汗を拭き取って肌のべたつきをとったり、服を脱いだりして体温調節をしましょう。

 

アルコールをよく飲む人

ダニは「二酸化炭素」に寄ってくる性質があります。

人はアルコールは分解(代謝)をすると、体内で最終的に水と二酸化炭素に分解されて、汗や尿、呼吸に含まれて排出されます。

つまり、アルコールを飲んだあとは口から出る酸化炭素の量が増えるので、飲酒後はダニが集まりやすい状態。

晩酌が習慣な人は、夜の就寝中に呼吸の二酸化炭素に反応したダニから刺されている可能性があります。

 

肌が柔らかい人

ダニは高温多湿の環境を好むのと同時に、皮膚がやわらかく刺しやすい人を狙います。

特に、女性や赤ちゃん、子どもは皮膚がやわらかいので、大人とくらべてダニの被害を受けやすいです。

皮膚が固いとダニはキバをうまく中に差し込めないし、血液を吸い上げることがうまくできません。

つまり、肌がやわらかい女性や子どもはダニが狙いやすいのです。

特に、二の腕や太もも、わきの下やお腹など、皮膚が特にやわらかい場所を中心に刺されるので注意しましょう。

 

家でペットを飼っている

ダニは動物に寄生する種類がいます。

中でも草むらなどの外にいるマダニは、ペットの毛にしがみついて吸血をします。

ダニの寄生に気づかずにペットと暮らしていると、マダニが発生したり人まで刺されたりしてしまうのです。

家でペットを飼っている人は、こまめな掃除を心がけましょう。

 

草むらなど野外によく行く

マダニはペットだけでなく人にも寄生し、吸血する性質があります。

特に草むらや森など草木が生い茂る場所に趣味や仕事で出かける人は、マダニなどが服に付着して家に入り込みやすいです。

衣類だとマダニに気づかず、そのまま脱いだままにしがち。

この際に生き残ったマダニが人やペットに噛みつく被害が起きるのです。

野外にでかけることが多い人は、家に帰ったらすぐにお風呂に入り、衣類はすぐに洗濯するようにしましょう。

 

家に出やすいダニの種類と症状の違いは?

この章では家に出やすいダニの種類と、刺されたときの症状について解説します

「ダニ」にも色々な種類がいます。

全てのダニが人を刺すわけではありません!

 

どのダニが人を刺すのか、また、そのダニは家のどこで発生するのか、発生しやすい時期など知っておけば予防にもなるので、ぜひ覚えておきましょう。

ダニの種類をまとめると以下の通りです。

  • 人を刺すダニ: ツメダニ・イエダニ・マダニ
  • アレルギーを引き起こすダニ: チリダニ
  • ツメダニの餌になるダニ: コナダニ

 

これらのダニの特徴と、それぞれ刺されたときの症状の違いを見ていきましょう。

 

家に出やすいダニの種類と特徴

ツメダニ布団やベッド、カーペット、畳などに発生。
梅雨の時期から秋口にかけて増える。
刺されてから数時間後には、赤い腫れや激しいかゆみが生じる。
イエダニネズミや鳥に寄生するダニで、家の中にネズミがいるとそこから大量発生。
宿主のネズミが死亡すると移動して人にも吸血する。
マダニ動物に寄生して吸血するダニ。
室内ではなく、草むらや公園などの屋外に生息し、皮膚を刺して一週間ほど寄生して吸血し続ける。
特にペットはマダニに寄生されやすく、散歩をしていると気づかないうちに寄生していることがある。
チリダニ人のふけや垢などの角質部分を食べるダニ。ダニの死骸やフンがアレルゲンに。
カーペットやベッドなどの寝具に発生。
ダニ全体の8割はチリダニ。
コナダニ大量発生すると白い粉のように見える。
小麦粉や砂糖などの乾いた食品に発生しやすい。
コナダニをエサにするツメダニが集まるので、結果的にツメダニによる刺咬被害につながる。

人を刺すダニは「ツメダニ」「イエダニ」「マダニ」

ツメダニは主に布団やベッド、カーペット、畳など、卵を産みやすい場所で発生します。また、エサであるコナダニが発生しやすい小麦粉などの食品にも発生しやすいです。

特に梅雨時期に増殖します。

梅雨時、秋口に増殖するダニ。8~9月は特に被害が増加。他のダニやチャタテムシ等を捕食。これら餌になる虫が増えると、ツメダニも多く発生する。

引用:アース製薬 ダニを知る

イエダニは、ネズミがいるところに発生し、ネズミ経由で人間にも吸血したり刺したりします。

マダニは、基本的には屋外で発生しますが、主にペット経由で屋内に入ってきます。

 

続いて、チリダニは、人は刺しませんが、死骸やフンがアレルギーの原因(アレルゲン)になるので注意です。主にカーペットや布団・ベッドに発生します。

また、コナダニは、このダニ自体は人を刺すことはありませんが、人を刺すダニであるツメダニはコナダニを餌にするため、結果としてコナダニが増えるとツメダニが増え、ダニに刺される可能性が高まります。

 

ダニ刺されの症状の違い

人を刺すのはツメダニ、イエダニ、マダニの3種類が主です。

それぞれ刺された際には次のような症状の違いがあります。

 

ツメダニ

ツメダニは刺されて1~2日立つと、患部が赤く腫れあがりかゆみが起こります。

遅延性の皮膚炎なのですぐに症状に気づきませんが、一度かゆみが出ると1週間ほど続きます。

特に太ももや腹部など肌のやわらかい部分が狙われがちです。

 

 

イエダニ

イエダニは10日間ほど強いかゆみが続きます

ツメダニが赤い腫れのみの症状に対して、患部は赤い水ぶくれやしこりとなって2㎝ほど腫れあがるので、痕が残ってしまうことも。

痛みが長く続きやすいので皮膚科によって強めのステロイド剤などを服用したり塗ったりと、治療でかゆみをやわらげましょう。

 

 

マダニ

マダニに刺されると赤く大きく患部が腫れるものの、かゆみがほかのダニとくらべて出づらいです。

それゆえ、マダニが吸血で肥大してはじめて刺されていたことに気づく人もいます。

マダニに刺されると、日本紅斑熱やライム病などの感染症や、問題となっている「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症する場合があります。日本全国でこの「SFTSウィルス」を保有したマダニが確認されており、国内で広く分布していると考えられています。「SFTSウイルス」を持ったマダニに刺された場合、潜伏期間は6日~2週間程度。発症した場合の主な症状は、38度以上の発熱、嘔吐、下痢、食欲低下です。致死率は6~30%と報告されていますが、治療法として有効な薬剤やワクチンは現状ありません。

引用:アース製薬 ダニを知る

さらに二次被害として、マダニに刺されてから2週間ほどで患部が後半に熱を持ち、腫れて痛みが出る「ライム病」を発症することもあります。また「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」など、最悪命に係わる感染症を発症するリスクがあります。

悪化を防ぐためにも、皮膚科による正しいマダニの除去と治療が大切です。

 

ダニに刺された時の対処法

ダニに刺されてしまったときは、どんな対応をすればいいのでしょうか?

気をつけたいのは患部をむやみに触ったりかきむしったりしないこと!

ダニに刺されたら次の方法で冷静に対処しましょう。

 

市販の薬(かゆみ止め)を塗る

手軽にできる方法は市販の薬(かゆみ止め)を塗ること。

かゆみ止めで炎症を落ち着ければ一時的にかゆみがしずまり、皮膚をかいてしまうのを防げます。

市販のかゆみ止めを使うときは、ドラッグストアの薬剤師に相談しながら自分の症状に合った商品を選んでもらいましょう。

 

掻きそうになったら冷やす

市販薬を塗る以外にできる対処法が、冷たい水をかけたり氷を使ったりして患部を冷やすこと。

炎症を鎮めることでかゆみが落ち着きます。

また、かゆみで肌をかきむしりそうになったら患部を清潔なガーゼで覆っておきましょう。

 

皮膚科を受診する

ダニに刺されたときのかゆみが強い、炎症が落ち着かないのであれば皮膚科を受診しましょう。

患部をかきむしってしまうと、かゆみや赤みの範囲が広がるとびひ状態になってしまいます。

とびひは放置すると痕が残る原因になるので、早めにかゆみなどの症状を落ち着かせることが大切。

また、アレルギー症状など二次被害が出ることもあるので、刺されたダニの種類をはっきりさせるためにも、できるだけ皮膚科を受診して症状にあった薬の処方や治療を受けましょう。

 

ダニに刺されないための予防と対策法

日頃からダニに刺されないためにできる予防方法は、清潔にすること、ダニを寄せ付けないことの2点です。

そのために自分でできる対策法をご紹介します。

 

家をこまめに換気する

ダニは高温多湿の環境が好きなので、家の中に湿気がこもらないようにこまめに換気をしましょう。

窓を開けるだけでなく、タンスの中など湿気が多い場所は乾燥材や湿気とりを置いて、湿気対策してください。

また、ソファや布団などの布類も梅雨の時期は湿気がこもりやすいので、布団乾燥機を使い乾燥させることでダニ予防をするのもおすすめです。

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掃除・洗濯をする

人を刺すツメダニは、ダニの死骸やフケに集まってきます。

こうしたダニを新しく寄せ付けないように、日頃からこまめに掃除をしてダニの死骸やフンなどのアレルゲンを減らしましょう。

また、ダニの死骸などは洗濯によってほとんど落とせるため、衣類や寝具を定期的に洗濯することも予防になります。

 

ダニスプレーで駆除する

ベッドやソファ、ぬいぐるみなどはダニ駆除スプレーを使いましょう。

服とくらべると頻繁に洗濯しづらいものも、ダニ駆除スプレーをふきかければ1~2か月間効果が持続し寄りづらくなります。

ダニが苦手な香りを含んだオーガニックのスプレーもあるので、ペットや子どもがいるご家庭でも安心して使えますよ。

 

 

ダニ取りシートを使う

ダニ取りシートを布団などに設置することで、3か月ほどダニ予防ができます。

中でも「ダニ捕りロボ」というダニシートがオススメです。

ダニ捕りロボは内部にダニが好む誘引剤を仕込んでおり、室内にいるダニをおびき出します。

掃除が行き届きにくい場所のダニも集めるので、今いるダニを駆除できるのと同時に予防も兼ねています。

使い方は寝具などにダニ捕りロボをくっつけるだけと簡単なので、毎日ダニに刺されると悩んでいる人はぜひ設置してみてください。

 

 

ダニ駆除業者に依頼する

洗濯や掃除を意識してもダニに刺され続けるのであれば、ダニ駆除業者に依頼して徹底的にダニを退治しましょう。

プロに任せれば自分では届かないような細かい場所まで薬剤でダニを駆除してもらえます。

また、原因を突き止めてもらえれば自分でも駆除後に、ダニの発生を予防しやすくなりますよ。

 

 

まとめ

毎日ダニに刺されている人は、体温が高い、お酒を飲むなどの体質や習慣が関係していることがあります。

皮膚がやわらかい人は刺されやすいので、子どもや赤ちゃん、女性は特に注意しましょう。

ダニを防ぐにはこまめな掃除や洗濯で清潔な空間を保つこと、そして除湿をしっかりすることがポイント!

そして、ダニに刺されたらかゆみ止めの薬で応急処置をするのと同時に、皮膚科を受診して適切な治療を受けましょう。

ダニ刺されで悩んでいる人は、一度、ダニ駆除業者に依頼してみてはいかがですか?

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