ダニが発生して困っています。ドライヤーでも駆除できるのでしょうか?
と、疑問に思ったことはありませんか?
結論からお伝えすると、ダニはドライヤーで駆除することができます。
ドライヤーでの駆除はあまり推奨しませんが、ダニ対策グッズを持っていない場合など緊急にダニ対策を行いたい人向けに、ドライヤーでも効果のあるやり方をご紹介します。
またドライヤー以外でにダニ駆除を行う方法も併せて解説していきます。
この記事のテーマ
- ダニをドライヤーで駆除する方法
- ダニをドライヤー以外の方法で駆除する方法
目次
ダニはドライヤーで駆除できる?
ダニはドライヤーで駆除することができます。
ダニが発生すると、どうやって駆除しようか悩みますよね。
また、防ダニスプレーやダニ取りシートなどが常に家にあるとは限りません。
しかしドライヤーはどの家庭にも確実にあるので、ダニの発生が疑われたらすぐに対処することができます。
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ダニの死滅条件
まず、ダニが死滅する条件について解説します。
ダニは以下の条件のとき死滅します。
ダニの死滅条件
- 50℃の温度で20~30分で死滅
- 60℃の温度で即死滅
- 湿度30%以下で死滅
参考:ためしてガッテン
60℃以上の熱を当てれば一瞬で死滅します。
50℃の熱でも20〜30分で死滅しますが、20~30分も熱を当て続けるのは現実的ではないですね。60℃以上の熱が必要です。
ダニをドライヤーで駆除する方法
ダニをドライヤーで駆除する方法について解説します。
ダニは熱に弱い生き物です。
具体的には、60℃の熱を当て続ければ死滅します。
ドライヤーには100℃以上の熱があります。
つまりドライヤーの熱をダニに当て続ければ即死します。
コンセントから届く範囲であれば、どんなダニでも確実に死滅させることができます。
また、最近ではワイヤレスのドライヤーも販売されていますので、布団やマットレスなど、ダニが潜んでいそうな場所に、熱を当て続ければ死滅させることができます。
ダニ駆除にドライヤーをおすすめしない3つの理由【注意点】
ドライヤーでダニを駆除することができますが、できればドライヤーは使いたくありません。
理由としては以下の3つです。
- 表面のダニしか駆除できない
- 場所によっては時間がかかる
- 火災の危険がある
それぞれ詳しくみていきましょう。
表面のダニしか駆除できない
ドライヤーだと、表面上のダニしか駆除することができません。
ダニが発生する場所は、
- 布団
- 衣服
- 枕
- ペット
など様々です。
ペットにはそもそもドライヤーを使うことはできません。
毛を乾かすためには使えますが、ダニを駆除するためですと、通常よりも長くドライヤーを当てなければなりません。
熱でペットを傷つけてしまう恐れがありますよね。
布団や衣服や枕にドライヤーを使うと、表面上のダニは駆除することができます。
しかし内部の奥の方にいるダニは駆除することができません。
理由としては、ドライヤーの熱は内部まで届かないからです。
内部のダニを駆除するためには、内部まで熱を届かせるか、内部のダニを表面に出す必要があります。
死滅させるまで時間がかかる
ダニをドライヤーで駆除することはできますが、ダニ駆除を行う場所によっては時間がかかってしまいます。
枕など、面積の小さい場所ならまだ可能ですが、布団やマットレスなど、面積が大きい場合、全体に満遍なく熱を当てるのはかなり時間がかかりますし、現実的ではありません。
とても時間がかかってしまい非効率です。
火災の危険がある
また、「ダニを絶対に駆除したい」という思いが強すぎてドライヤーを長時間当て続けてしまうと、火事の危険があります。
ドライヤーが原因で火事になることはほとんどありませんが、可能性はゼロではありません。
髪を乾かす時に、ドライヤーを同じ場所に当て続けると、火傷するほど熱くなった経験があるかと思います。
ドライヤーは動かしていればそこまで熱くなりませんが、一箇所に当て続けると、そこは大変大きな熱を持ちます。
対象との距離が近ければ近いほど熱を持ちやすいです。
衣類や布団などの布が熱くなって発火してしまうかもしれません。
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ドライヤー以外の熱でダニを駆除する方法
ダニは熱に弱いと解説しました。
実はドライヤー以外の熱を使ってもダニを駆除することができます。
具体的には以下の3つの方法があります。
- 乾燥機
- 天日干し
- スチームアイロン
それぞれ詳しくみていきましょう。
乾燥機
乾燥機の熱を使ってダニを死滅させることができます。
乾燥機の中には、ダニ駆除モードが搭載されているものもあり、より確実にダニを駆除することができますよ。
また、乾燥機を使う時には同時に洗濯もしましょう。
選択することで、ダニのエサになる人のアカやフケを洗い流すことができるので、ダニ予防も同時にできます。
天日干し
天日干しをすることでダニを死滅させることができます。
晴れた夏の日に、天日干しをするだけである程度のダニを駆除することが可能です。
干しておくだけで駆除ができるので、楽ですよね。
さらに車中は温度が高いので、天気の良い日に車中に布団などを入れて干すとダニが死滅しやすいです。
ただし、季節や気温を選ぶので、いつでも実践できる方法ではありません。
スチームアイロン
スチームアイロンを使って、ダニを死滅させることができます。
「普通のアイロンじゃダメなの?」という疑問があるかもしれませんが、スチームアイロンを使いましょう。
理由としては、スチーム機能を使うことで、内部にまで熱を届かせることができるからです。
スチーム機能がなければ表面のダニしか死滅させることができません。
先ほどダニは60℃以上の温度で死滅すると言いましたが、スチームアイロンは100℃を超えていますので、確実にダニを死滅させることができます。
ただしスチーム機能によって内部まで湿ってしまうので、駆除後はしっかり乾燥させる必要があります。
ですので乾燥させるのが難しい、畳への使用はおすすめできません。
ダニを駆除した後も予防が大事
ダニを駆除できたとしても油断はできません。
ダニが発生する環境があればまたダニはどこからともなくやってきます。
またダニ自体を駆除しても、死骸やフンが残ったままかもしれません。
しっかりとダニ予防することが重要です。
ダニの死骸やフンがアレルギーの元になる?
ダニの死骸やフンをそのまま放置しておくと、アレルギーの原因になります。
実はダニによる被害の大半はダニに刺されたことによるものではなく、死骸やフンによるアレルギーだと言われています。
せっかくダニを駆除できてもダニの死骸やフンがそのまま残っていれば意味がありません。
駆除後は死骸やフンも片付けなければなりません。
ダニ駆除後は掃除機で吸い取ろう
ダニを駆除した後は掃除機で吸い取りましょう。
掃除機でダニの死骸やフンを吸い取ることで、ダニによるアレルギーを防ぐことができます。
ただし、掃除機で吸い取った後は、すぐに掃除機の紙パックを処分することをおすすめいたします。
理由としては、中に生きているダニがいるかもしれないからです。生きているダニが掃除機から出てきてしまっては、せっかく吸い取った意味がありません。
ダニを駆除した後は掃除機で吸い取って、その後に紙パックを捨てましょう。
布団を天日干ししている場合には、布団をはたくことで、布団についていうダニの死骸やフンを取り除くことができます。
ダニ予防グッズを使う
ダニを駆除したあとは、ダニ予防グッズを使って、ダニが繁殖しないようにしておきましょう。
代表的なダニグッズはダニ取りシートや防ダニスプレーなどがコストがかからず簡単で便利です。
特にダニ取りシートは布団やマットレスの下に置くだけでダニが寄ってこなくなりますのでおすすめします。
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まとめ
ダニは、ドライヤーで駆除することができますが、おすすめできる方法ではありません。
他に手間暇かけずにダニ駆除できる方法はたくさんあります。
ただし、何も準備していなくても駆除できるという点は良いです。
この記事で学んだダニの駆除方法を元に、次にダニが発生する時に備えて準備をしておきましょう。
また、ダニ刺されやダニアレルギーで悩んでいて、今すぐダニ駆除したいと考えている人は、ダニ駆除業者に依頼するのが確実です。
一度依頼をすれば、完全にダニ駆除することができます。
料金も15,000円からとお手頃なので、無料見積もりだけでも検討してみてはいかがでしょうか?
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