ダニの種類

ダニ駆除

ダニは種類によって大きさが10倍違う!肉眼で見えるダニも!

家にダニがいるような気がして心配です。ダニって肉眼で見えるの?

とお悩みではありませんか?

結論からお伝えすると、ダニには肉眼で見えるものと見えないものがいます。

ですが、ほとんどのダニは肉眼では見えません。

肉眼で見えないのであれば、結局家にダニがいるのかどうか分かりません。

記事の後半では、ダニを見つける方法も解説いたしますので、参考にしてください。

この記事のテーマ

  • ダニは肉眼で見えるの?
  • ダニの種類
  • ダニを見つける方法

 

ダニは肉眼で見えるの?

ダニの種類

ダニは全部で4万5千種いると言われており、日本では約2000種のダニが確認されています。

ダニの大きさは種類によって異なります。

小さいダニは0.3mm、大きいダニは8mmにもなります。

また、元々は小さくても吸血することによって1cmまで肥大化するダニもいるんです。

しかし、ダニの大半は肉眼で見ることはできません。

ですので、

  • 体が痒い
  • 肌に出来物ができた

などの理由でダニの発生が疑われても、肉眼のみで確認することは困難です。

 

ダニの種類

ダニの種類

日本の家屋で発生する可能性が高いダニは以下5種類です。

  • ヒョウヒダニ(チリダニ)
  • コナダニ
  • ツメダニ
  • マダニ
  • イエダニ

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

ヒョウヒダニ(チリダニ)

ヒョウヒダニ参照:アレルギー支援ネットワーク

家で発生するダニの大半を閉めるのがこのヒョウヒダニです。チリダニとも呼ばれています。

具体的には、家で発生するダニの約80%がこのヒョウヒダニ。

ヒョウヒダニは、0.2〜0.5mmとダニの中でもかなり小さい部類で、肉眼で発見することはできません。

ヒョウヒダニのフンや死骸は、アレルギーを引き起こします。

人のアカやフケ、ホコリを食べるので、室内はヒョウヒダニが繁殖するには最適な環境です。

ヒョウヒダニの発生を避けるには、家の中をこまめに掃除して清潔な環境に保ちましょう。

 

コナダニ

コナダニ参照:wikipedia

コナダニは、家で発生するダニの約2%を占めます。

大きさは0.3〜0.5mm程度なので、ヒョウダニと同様に肉眼での発見は不可能です。

コナダニは食料品をエサにするので、コナダニが付着した食料品をそのまま人間が食べてしまうことで、アレルギーを起こすことがあります。

食料品は家に必ずあるので、室内はコナダニの格好の繁殖場所です。

食べ物はしっかりしまう、食べかすをこぼさないなどの対策を取りましょう。

ツメダニ

ツメダニ参照:weblio

ツメダニは、家で発生するダニの約5%を占めます。

大きさは0.3mm〜0.8mm程度なので、大きいものですと肉眼で確認することもできます。

ツメダニは、ヒョウダニやコナダニをエサとしています。

つまりツメダニが発生している家庭には、ヒョウダニやコナダニが大量発生している可能性が高いです。

また、ツメダニは人を刺します。

人だけでなく、犬や猫などのペットも刺します。

もし肌の一部が赤く腫れていて痛みや痒みがあれば、ツメダニに刺された可能性が高いです。

ツメダニの発生を防ぐには、ツメダニのエサとなる他のダニの発生を防ぎましょう。

ツメダニがいるということは、他のダニもいるということですので、なんとしてもツメダニの発生だけは避けたいです。

イエダニ

イエダニ参照:weblio

イエダニは、家で発生するダニの約15%を占めます。

大きさは0.7〜1mm程度ですので、目を凝らせば肉眼で確認することができます。

イエダニは、ネズミに寄生しているので、ネズミが発生する家では要注意です。

ネズミが死んでしまうと、新たな宿主を求めて、人間に寄生してしまうことがあります。

また、イエダニも人を刺し、さらに吸血もします。

吸血されると色が赤色に変色し肉眼で発見しやすくなります。

イエダニの発生を抑えるには、イエダニが寄生するネズミの発生を抑えなければなりません。

ネズミの発生がない家庭では、イエダニについてはそこまで心配する必要はありませんよ。

マダニ

マダニ参照:アース製薬

大きさは、3〜8mm程度で、ダニの中でも最大級に大きいです。

確実に肉眼で見ることができます。

マダニは屋外に生息しているダニですので、室内でマダニが発生したということは、服やペットにマダニが付着して家の中に持ち込まれたということになります。

特に犬や猫が畑や草むらを走り回った時に付着することが多いです。

マダニは人を刺しますし、吸血もします。

また、吸血すると体が膨張し1cm以上になることもあります。

マダニの発生を防ぐには、畑や草むらに入ったペットは帰宅後に洗う、もしくは畑や草むらのような場所は避けましょう。

 

ダニの色によって見えるかどうかが変わる?

ダニの種類

ダニはサイズが小さいので肉眼で見ることが難しいです。

しかし、ダニが見えにくいのにはダニの色も関係しています。

上記で紹介したダニ5種類の色をまとめてみました。

ヒョウダニコナダニツメダニマダニイエダニ
乳白色乳白色薄黄焦げ茶色

全体的に透明〜薄い色のダニが多いことがお分かりいただけます。

サイズが大きいマダニとツメダニ、吸血すると赤色に変色するイエダニは肉眼でも確認することができます。

 

ダニを見る2つの方法

ダニを見る方法

家で発生するダニの8割以上は、肉眼で見ることができません。

それでも、「ダニがいるかどうか肉眼で確認しないと不安」という方もいらっしゃいます。

そういう場合は、

  • アプリ
  • 顕微鏡キット

のいずれかを使うことでダニを肉眼で確認することができます。

 

アプリ

拡大鏡&顕微鏡(ルーペ)というアプリを使って、スマホを顕微鏡の替わりにすることができます。

虫眼鏡でもいいのですが、こちらのアプリの方が倍率も自由に調節できるので便利です。

また、無料なので家にダニがいるか気になる人はとりあえず利用してみるのもいいでしょう。

ただし画質が悪いスマホですと、拡大しても画質が悪すぎて何も見えないので注意してください。

>>拡大鏡&顕微鏡(ルーペ)をダウンロードする

 

顕微鏡キット

ニッケンが出しているダニ目視キットでも、ダニを肉眼でみることができます。

顕微鏡(ルーペ)がついているという点は、アプリと変わりありません。

しかしこのダニ目視キットには、誘引剤がついています。

誘引剤には、ダニをおびき寄せる役割があります。

例えば布団にダニがいる場合に、闇雲に布団を顕微鏡アプリで覗いていても、ダニを発見できる可能性は低いですよね。

しかし誘引剤を使ってダニを一箇所におびき寄せることで、確実にダニを発見することができますよ。

>>ダニ目視キットを購入する

 

ダニが発生したらどうすればいい?

ダニ対策

ここまで、ダニは肉眼で見えるのか、ダニを肉眼でみる方法について解説してきました。

もしダニを発見してしまった場合には、ダニを駆除する必要があります。

今回はダニを駆除する方法を2つ紹介いたします。

 

防ダニスプレー

ダニはスプレーで死滅させることができます。

殺虫剤とは異なり、ダニ専用のスプレーが出ています。

家庭に1つ常備しておけば、いつダニが出ても安心ですよ。

 

 

ダニ取りシート

ダニ取りシートを使って、ダニを駆除することができます。

ダニは目に見えないので、どこにいるか分かりません。

ダニ取りシートは、ダニをシートに集めてから殺してくれるので、ダニの死骸を処分する手間が省けます。

シートを設置してしばらくしてシートを燃えるゴミとして捨てるだけで、駆除完了です。

 

 

まとめ

ダニ対策まとめ

ダニの8割は肉眼でみることはできません。

残りの2割も目を凝らしてやっと視認できるレベルです。

気づいた頃にはダニが大量発生しているということになりかねません。

ダニの発生が疑われたらすぐに対処できるように、早め早めに準備しておきましょう。

 

ダニをすぐに駆除するならダニ駆除業者に依頼するのが一番確実です。

ダニ被害で悩んでいる人は業者に見積もりだけでも依頼してみることをおすすめします。

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