ダイソーのダニ取りシート

ダニ駆除

効果なし?100均(ダイソー)のダニ取りシートを2ヶ月使って顕微鏡で見てみた

ダニ対策の便利アイテムとして大好評の「ダニ取りシート」

なんてったって置くだけという手軽さが魅力です。小さな子がいる忙しいママには大助かりですよね。

気になるのがコスト面…できれば少しでもコストをおさえたいですよね。
そんな時に思いつくのが、今や何でも揃う100均ショップ!

あるんです。ダイソーで「ダニ取りシート」を見つけました!
100円で効果がしっかりとあればコスパ最高です。そう、「効果があれば」 です。

そこで、この記事ではダイソーのダニ取りシートを実際に設置して、「本当にダニが捕れるのか 」顕微鏡で検証してみました。

ダニ取りシートの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

この記事で分かること

  • 100均のダイソーのダニシートって効果あるの?

 

ダイソーのダニ取りシート「ダニキャッチシート」の特徴を詳しく紹介!

今回、購入した ダイソーのダニ取りシートはこちらになります↓

ダイソーのダニ取りシート

商品名はダニキャッチシート、DAISO JAPANのオリジナル製品です。

価格は100円(税別) 。時々、300円や500円もありますからね。このダニキャッチシートはちゃんと100円です。確かにお財布には優しいです。

ダイソーにもいくつかダニ対策シートがありました。まず、ここで迷いますよね。100均と言えど、シートの特徴をしっかりおさえて選ぶことが大事です。

 

どのタイプのダニ対策シートか?

ダニ対策シートの特徴は主に2つに分けられます。

忌避性タイプダニよけ。遠ざけたり、よせつけない。予防に向いている。
誘引性タイプダニ取り。誘い込み捕獲する。駆除に向いている。

ダニに悩んでいて退治が目的の場合は誘引性のタイプを選んでください。
今回、確実にダニが取れているのか検証したいので、誘引性のタイプを選びました。

さらに、誘引性の中でも2つの捕獲方法に分かれます。

吸着タイプ吸着し、とじこめる。ダニは生きたまま。
殺虫タイプ捕獲し、とじこめる。ダニを死滅させる。

生きているか死滅しているかの違いです。

このシートは吸着タイプになります。殺虫タイプではありません。

ダニ対策をしっかりとしたければ、「きちんと捕獲して死滅させること」がポイントとなります。

 

ダイソーのダニ取りシートは安全か?

「ダニを退治する=おびきよせ死滅させる」ということですが、ここで気になるのがその誘引方法や殺虫方法です。

ダニの健康被害で悩んでいるのに、成分が安全じゃなかったら意味がありません。特に、小さなお子さんやペットがいる場合は、どんな成分を使っているのかチェックが必要です。

100均って、効果もさることながら、この安全性が心配になりますよね。

この製品は吸着タイプで殺虫剤は使用していません。また、誘引方法はアクリル系粘着剤、誘引剤は食品添加物(非晶質二酸化ケイ素)・香料と記載があります。

ダニが好きな食品や香りで誘い込んでいるので、身体に有害な成分はなさそうですね。中国製で誘引剤のみ日本製です。できれば、完全な日本製が安心かと思います。ここは100均なので妥協点ですね。

 

ダイソー ダニキャッチシートの使用方法と感想

それでは、実際にダイソーのダニキャッチシートの使用方法と、使ってみての感想を共有させていただきます。

ダニキャッチシートはこのデザイン。「ダニを誘引して吸着」するのがポイント!

 

パッケージを開封すると、ピンクのダニ取りシートと使用開始日が記載できるシールがついています。ケース等はありません。

ダイソーのダニ取りシートの中身

 

説明書等はありません。パッケージの裏が説明書がわりですね。

ダイソーのダニ取りシート裏面

シートによっては、効能にチリダニ、ツメダニ等の記載があります。人を刺すダニはツメダニなので、ツメダニと書かれていると安心なのですが、このシートは害虫の種類は書かれていませんね。

 

 

開封後の商品の感想

素材は不織布。周りがステッチされています。触った感じはすべすべでした。肌触りは悪くないですよ。

ただですね、思った以上に小さくペラペラという印象です。他のシートに比べるとかなり薄く、頼りなさは感じます。

シートのサイズは約12×9.5cm。有効範囲のはっきりとした記載はありませんが、ソファ、押し入れ、ペットハウスとなっています。どちらかと言うと小さな空間向けですね。

ダニが気になる場所って、寝具やカーペットなど広範囲が多いです。1枚ではなく、場所によっては数枚は必要となりそうです。そうなると100円というわけにはいきません。

誘引するので、こういったシートには香りがつきものですが、このシートは若干きつめですね。独特な香りがあります。匂いに敏感な方は苦手かもしれません。

 

使用方法と設置場所

使用方法は、日付をシールに書いてシートに貼る。そして、気になる場所に設置します。有効期限は約3ヶ月間。使用後は家庭ごみとして捨てます。

他のダニ取りシートと同じように簡単な使用方法ですね。ここは100均でも変わりません。

今回は一番気になる場所、ベッドに設置してみました。ダニが好みそうな環境は暗い場所なのでマットとシーツの間に置きます。

ダニ取りシート置き場所

↑こんな感じです。

ケースもなく、むき出しなので肌に触れたくないのと、匂いが気になったので足元に設置しました。

ちょっと気になったのが、置き場所を時々変えると裏面に記載があることです。ダニは同じ場所を目指して誘導されるので、同じ場所をすすめているシートが多いんですね。このあたり、ちょっと疑問に感じました。

とりあえず、説明書通りの使い方で2ヶ月間使用してみました。

 

ダイソーのダニ取りシートを2ヶ月使った結果は?顕微鏡で検証

2ヶ月が経過しました。体感としては、ハッキリ言って効果がよくわかりませんでした。

それなら、シートの中を見れば捕れているのかどうか確実にわかります。

早速、高倍率の顕微鏡でチェックしてみました!

(特別です。シートは切ったり破いてはいけませんと記載があります。良い子は興味本位で真似しないでくださいね。)

ステッチをほどくのは大変なので、シートを切って開封しました。念のため、新聞紙を敷いて紙皿の上に置いて切りました。飛び散ったら怖いですからね。

ダニ取りシート顕微鏡チェック

シートの中をチェックします。

中には誘引剤と吸着剤が入っています。そして、肝心なダニですが目視ではわかりませんね~。ダニは小さいので、顕微鏡じゃないと見ることはできません。

ここで顕微鏡の登場です。

ダニ顕微鏡

さて、気になる顕微鏡での観察結果はこちら↓

(画像1枚目)

ダニ取りシート顕微鏡チェック

(画像2枚目)

ダニ取りシートを顕微鏡チェック

うーん・・・。どこに?

実際には10枚以上、撮影をしていますが、全くダニをみつけることができませんでした。

残念ながら、今回の2ヶ月の設置では、効果はなしという結果に終わりました。(あくまでも管理人の使用結果です。)

言っておきますが、顕微鏡の倍率等のせいではないですよ。なぜなら、一番人気のダニ取りシート「ダニ捕りロボ」では、バッチリとダニの姿が確認できたからです。

ダニ捕りロボを使用した結果がコチラ↓↓

 

100均(ダイソー)のダニ取りシートまとめ

もし、ダニ刺されやアレルギーに悩んでいたら、確実に効果がなければ意味がないですよね。

今回、100均(ダイソー)のダニ取りシートでダニをみつけることはできませんでした。正直なところ、効果があるのかどうかは不明です。

本気でダニ刺されやアレルギーの悩みを解消するなら、少々値段が高くても「効果のあるダニ取りシート」を買うべきです。

ダニ取りシートは効果で選べ!おすすめランキングTOP3の記事でも解説しましたが、ダニ捕りシートで一番効果がある商品は日革研究所の「ダニ捕りロボ」です。

「ダニ捕りロボ」は、人を刺すツメダニへの効果の表記もあり、誘導し乾燥して閉じこめるという安全な方法で死滅させます。データも公開されています。また、サイズも揃っています。

目視キットも販売されているので、今回の実験のように自分の目で見ることができますよ。それだけ自信があるということです。

確かに費用はかかりますが、その分、確実な効果が期待できます。肝心な効果がなければ時間と費用の無駄遣いとなってしまいます。

まずは、しっかりと一度駆除をすることが大切です。それから予防の継続です。

ダニ取りシートは効果が確実なシートを選びましょう。

ダニ捕りロボって効果ある?実際に1ヶ月使ってみた感想【口コミあり】

ダニ刺されやアレルギー対策として、ダニ取りシートを試してみようという人は多いです。 ダニ取りシートの中でも特に有名で、効果があると言われている「ダニ捕りロボ」! Amazonで売上第1位だそうです。累 ...

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