「シロアリ駆除の詐欺」に関するテーマについて解説します!
シロアリ駆除を行ってくれる業者は数多くありますが、残念ながら中には詐欺業者も存在します。
この記事では、悪質業者の手口や見抜くポイントについて解説します。
また、詐欺被害にあったときの対処法、安心安全なシロアリ駆除業者の選び方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
テーマ
- シロアリ駆除の詐欺業者を見抜く4つのポイント
- シロアリ駆除業者の詐欺に合ったらどうすればいい?
- シロアリ駆除業者の選び方
目次
シロアリ駆除の詐欺業者を見抜く4つのポイント
シロアリ駆除の詐欺業者を見抜くには4つのポイントがあります。
見抜くポイント
- 依頼していないのに向こうから訪問してくる
- 商品を購入させようとしてくる
- 床下点検を進めてくる
- 見積もりをせずに業務を始めようとする
それぞれ詳しくみていきましょう。
依頼していないのに向こうから訪問してくる
こちらから連絡も何もしていないのに、向こうから訪問してきてシロアリ駆除を勧めてくる場合は、詐欺の可能性が高いです。
一般的なシロアリ駆除業者はこちらから連絡して初めて、シロアリ駆除の対応をしてくれます。
シロアリがいるかもわからない家に1軒ずつシロアリ調査の営業を行うのは明らかにおかしいです。
よって、そういったシロアリ業者のほとんどは詐欺であると考えていいでしょう。
正規のシロアリ業者が訪問営業することありません。
仮にシロアリがいる心配があったとしても、訪問してくるシロアリ駆除業者は全て断りましょう。
シロアリ被害がきになる場合は、こちらから業者に連絡しましょう。
商品を購入させようとしてくる
商品を購入させようとしてくる業者は詐欺の可能性が高いです。
シロアリ駆除業者が何らかの商品を販売することはほとんどありません。
理由としては、シロアリの駆除作業はその場で完結するので商品を売る必要がないからです
シロアリ駆除業者にシロアリ駆除を依頼した時の駆除方法としては、「ベイト工法」・「薬剤散布」の2種類が主流です。
これらは毒エサや薬剤を巣やアリの通り道にまくことでアリをアリの巣ごと壊滅させるものです。その後に何かをしなければならないということはありません。
よって、何も購入する必要はありません。
商品を強引に購入させようとしてくるシロアリ駆除業者は詐欺だと思って良いです。
床下点検を進めてくる
唐突に床下点検を勧めてくるシロアリ駆除業者は、詐欺の可能性が高いです。
理由としては、床下を点検して「床下にシロアリが大量発生している」「床下がシロアリによって侵食されている」というのはシロアリ駆除詐欺における常套句だからです。
確かに床下の環境によってシロアリが発生することがあります。
具体的には床下の湿度が高い状態ですと、シロアリが発生しやすいです。
理由としては、シロアリはジメジメした場所を好むからです。
こちらからシロアリの調査を依頼して、その際に床下を点検してもらうのであれば問題ありません。
業者側から床下点検を勧めてくる場合はかなりの確率で詐欺だと思ってください。
見積もりをせずに業務を始めようとする
見積もりをせずに駆除作業を始めようとするシロアリ業者は詐欺の可能性が高いです。
シロアリ以外でも、業者を呼んで何かをしてもらう際には必ず見積もりを行いますよね。
普通であれば何もせずとも見積もりを出してくれます。
こちらから言わなければ見積もりを出してくれなかったり、見積もりを出さずに業務に取り掛かろうとしている場合には、詐欺と思って間違いありません。
見積もりを出してもらって値段が高いと感じれば、その場で断ることができます。
しかし見積もりを出さずに、勝手に業務を終えてしまって料金を請求するような詐欺業者もいます。
いきなり駆除作業を始めようとする業者にはご注意ください。
シロアリ駆除業者の詐欺にあったらどうすればいい?
シロアリ駆除業者の詐欺に遭ったらとるべき行動は以下の3つです。
- クーリングオフをする
- 消費者センターに相談する
- 警察に連絡する
それぞれ詳しくみていきましょう。
クーリングオフをする
実はクーリングオフは商品だけでなく、シロアリ駆除のような形がないサービスにも適用されます。
契約から8日間以内であれば契約をキャンセルすることができます。
これはシロアリ駆除業務を施工する前でも後でも構いません。
その際には領収書などが必要になりますので、契約時の書類は念のため全て保管しておきましょう。
消費者センターに相談する
クーリングオフを適用しようとしても業者側が要求に応じてくれないことがあります。
そういう場合には、消費者センターに連絡しましょう。
専門家が問題解決の手助けをしてくれます。
電話番号は市外局番なしの「188」です。
警察に連絡する
最終手段としては、警察への通報です。
警察へ通報することで、その業者を捕まえ、お金が戻ってくることがあります。
警察へ通報する際には、できるだけ自分が持っている情報をまとめておきましょう。
メールの文面や電話履歴、インターホンに残された映像など証拠として残せそうなものは、絶対に消してはいけません。
そういう証拠が決め手となって摘発に繋がることもあります。
シロアリ駆除業者に対して「おかしいな?」と感じたら、最終的には警察沙汰になるかもしれないということを想定しながら証拠となるものは保管しておきましょう。
信頼できるシロアリ駆除業者の選び方
信頼できるシロアリ駆除業者の選び方を解説します。
シロアリ業者を探す際には、ネットで検索することが多いかと思いますが、検索上位に出てくる業者だからと言って信用できるとは限りません。
選ぶ基準がいくつかあります。
良いシロアリ駆除業者を選ぶには、必ず以下の3つの項目を確認しましょう。
チェックポイント!
- 見積もりを出してくれるかどうか
- 日本しろあり対策協会に所属しているか否か
- シロアリ駆除後の保証の有無
見積もりを出してくれるかどうか
シロアリ駆除業者の中には、見積もりを出さずに業務を始めようとする業者があります。
そういった業者はあとで高額な費用を請求してくる可能性が考えられます。
見積もりをきちんと出してくれる業者にしましょう。
また、一社だけでなく、複数業者に見積もり依頼がおすすめ!比較検討してみることで、料金のぼったくりを防ぐこともできます。
日本しろあり対策協会に所属しているか否か
日本しろあり対策協会とは、国土交通大臣の許可を得て設立された団体です。
日本しろあり対策協会に加盟できるのは、シロアリ対策に関して一定の水準を満たしている業者のみです。
日本しろあり対策協会に所属している業者を選んでおけば、一定以上の水準は保証されます。
シロアリ駆除後の保証の有無
シロアリ駆除後の保証の有無も確認しておきましょう。
詐欺業者は、施工後に何か不備があっても何も対応を行わないどころか、アフターサービスについては一切に触れないことが多いです。
事前に、保証書の発行の有無はもちろんですが、保証期間とその内容もしっかりチェックしておきましょう。
まとめ
シロアリ駆除の詐欺に逢わないためには、しっかりと知識を身につけておくことが重要です。
詐欺被害に逢わないために特に覚えておくべきことはこの3つ!
- 業者側からのシロアリ調査訪問は全て断る
- 複数業者に見積もりをもらって比較する
- 契約前に保証についてしっかりと確認
こちらが頼んでないにも関わらず、業者のほうから無料調査・無料見積もりの話を持ちかけられた場合は、詐欺を疑ってください。正規の業者は効率の悪い自宅訪問などしません。
しっかりと下調べや見積もりをしてもらった上で業者を選びましょう。
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