ダニはスチームアイロンで駆除できるの?エアコンのなかにダニがいるみたいです。駆除する方法を知りたいです。
と、お悩みではありませんか?
エアコン内部はゴチャゴチャしていて一見するとダニの駆除が難しそうに感じます。
しかしそんなことはありません。
この記事で紹介するエアコンに潜むダニを駆除する3つの方法を実践することで、エアコンに潜むダニとはおさらばできます。
ダニは放置すると繁殖し続けますので、早めに対策をしましょう。
この記事のテーマ
- エアコンに潜むダニを簡単に駆除する方法
目次
エアコンにダニが潜む4つの原因
エアコンは家の中でもダニが発生しやすい場所です。
エアコンの中にダニが発生しやすいのには理由があります。
理由は以下の4つです。
- 湿度が高いから
- 温度が一定だから
- 暗いから
- エサがあるから
それぞれ詳しくみていきましょう。
湿度が高いから
エアコン内部は湿度が高いので、ダニが集まりやすいです。
ダニは湿度が高くてジメジメしている場所を好みます。
一方で、高温で乾燥している場所だと死滅してしまいます。
またエアコン内部は湿度が高いので、カビが生えやすいです。
カビはダニのエサになるので、ダニを大量に繁殖させてしまう原因になります。
つまり、エアコン内部の湿度が高いことによって、
- ダニが生息しやすい環境
- ダニのエサであるカビが発生しやすい環境
両方を作り出してしまっています。
エアコンをつけたときに、「カビ臭いな」と思ったときにはもう手遅れになっているケースが多いです。
特に冷房使用時にはエアコン内部で結露が起きて、湿度が上がりやすいです。
温度が一定だから
エアコンの内部は温度が一定になりがちです。
ダニは一定の温度を好みます。
温度の変化が激しい環境では生き残ることができません。
ですので、温度が一定になりがちなエアコン内部では、ダニが繁殖してしまいます。
暗いから
ダニは、暗いところを好みます。
明るいところから暗いところに移動するので、ゴキブリなどの昆虫と同じような特性を持っていますね。
そしてエアコンの中はとても暗いです。
ダニにとっては過ごしやすい環境になっています。
※ちなみに、エアコンには使えませんが、あえて暗い環境を作ってダニを集めてダニを駆除する「ダニ取りシート」というものがあります。
詳しくは以下の記事で解説しているので、布団やマットレス、ソファーのダニで悩んでいる人は参考にしてみてください。
エサがあるから
エアコンの中はカビが繁殖しやすい環境であるということはお伝えしました。
湿度が高いとカビが生えやすいですよね。
エアコン、特に冷房は結露が発生しやすく湿度が上がりやすいです。
また、エアコン内部は空気の流れもほとんどないので、換気ができずにジメジメした空気になってしまいます。
ダニの中には、カビをエサとするダニもいますので、そういったダニがエアコン内に発生してしまいます。
また、カビによってダニが集まると、ダニを食べるダニを呼び寄せる原因となります。
実はツメダニというダニは他のダニを捕食して生きています。
ですので、ツメダニがいるということは、おそらく他のダニもいるということになります。
エアコンにダニがいると起こる症状
エアコンにダニがいることで、具体的に以下のような症状が起こります。
- 鼻水
- くしゃみ
- せき
- アレルギー
- 痒み・痛み
- 目の充血
これら6つの中には、ダニに刺されて起こるものとダニの死骸やフンによって引き起こされるものがあります。
ダニに刺されることで痒みや痛みを感じます。
しかしダニがエアコン内部にいるのであれば、ダニに刺される心配はほとんどありません。
刺されるリスクがあるとすれば、フィルターを掃除するときくらいです。
一方でダニの死骸やフンは、エアコンの風で空気中に飛散します。
それが体に付着したり吸い込んだりすると、
- 鼻水
- くしゃみ
- せき
- アレルギー
- 目の充血
などを引き起こします。
エアコンのダニによる被害のほとんどはダニの死骸やフンが原因です。
ダニの死骸やフンは、ハウスダストの一因にもなっています。
エアコンに潜むダニを簡単に駆除する3つの方法
エアコンに潜むダニを簡単に駆除する方法は以下の3つです。
- エアコンを掃除する
- 防ダニスプレーを使う
- エアコンの使いはじめは換気をする
それぞれ詳しくみていきましょう。
エアコンを掃除する
エアコンに潜むダニを駆除するには、エアコンを掃除しましょう。
エアコンを掃除することで、ダニを駆除することができます。
また定期的にエアコンを掃除すればダニの発生を予防することもできます。
エアコンを掃除する方法としては、まずはフィルターを掃除しましょう。フィルターには埃がたくさん溜まっています。
実はこの埃もダニのエサになります。ホコリを水で流した後はしっかりと乾燥させましょう。
湿ったままですと再びダニを繁殖させてしまいます。
また、エアコンの掃除というとフィルターだけしか掃除しない人が多いですが実はそれだけでは不十分です。
エアコン内部にある冷却フィンも掃除しましょう。
冷却フィンは取り外し不可能です。汚れを雑巾で拭き取ったり、掃除機で吸い取ったりしましょう。
具体的なエアコン掃除方法は「くらしのマーケット」の下記の記事が参考になります。
自分でできるエアコン掃除の方法を教えて!カビの原因や掃除の頻度まで徹底解説
防ダニスプレーを使う
防ダニスプレーを使うことで、ダニを駆除することができます。
防ダニスプレーを布製の物に使う場合には、スプレーが布の奥まで届かずに完璧に駆除をできないことがあります。
しかしエアコンは布ではないのでしっかり奥まで届きます。殺虫剤でもいいのですが、防ダニスプレーの方が毒性が低いのでおすすめです。
駆除後にエアコンを使うことを考えれば、殺虫剤より防ダニスプレーの方が健康的でしょう。
また駆除後もダニの死骸やフンはそのままなので掃除機などで吸い取ったり、拭き取ることを忘れないようにしましょう。
【2021年最新】ダニ退治スプレーおすすめ5選!本当に効果があるグッズをご紹介!
エアコンの使い始めは換気をする
エアコンに潜むダニを駆除するためには、実は部屋の換気をすることが大切です。
理由としては、エアコンは稼働中は部屋の空気を吸い込み続けるからです。
部屋の空気を吸い込み続けるということは、部屋にホコリが多いと、そのホコリも一緒に吸い込んでしまいます。
ホコリを吸い込んでしまうとフィルターが汚れてしまい、それがダニのエサになります。
エアコンの使い始めの数分間は部屋を換気することで、エアコンのフィルターの汚れにくさもかなり変わりますよ。
またエアコンの使いはじめの数分間は、エアコンの送風機能を使うといいでしょう。
そうすることでエアコン内部の湿度をある程度取り除くことができますよ。
エアコンクリーニング業者に依頼するのもあり
エアコンの掃除は手間がかかりますし、個人で完璧に行うことは難しいです。
フィルターはなんとか掃除できたとしても、冷却フィンをはじめとするエアコン内部まで完璧に掃除をすることはかなり難しいです。
そういう場合には、エアコンクリーニング業者に依頼しましょう。
費用はかかりますが、確実にダニを駆除することができますし、今後のダニの発生も予防することができますよ。
まとめ
エアコン内部は湿度が高く、暗いのでダニが繁殖するにはもってこいの場所です。
ダニの繁殖を防ぐためにも、定期的にエアコン内部を掃除するようにしましょう。
また、もうすでに手遅れなほどエアコンが汚れてしまっている方もいるかと思います。
そういう場合には自分だけでエアコンを完璧に掃除するのは不可能ですので、一度エアコンクリーニング業者に依頼してみてください。
早め早めの対策が必要ですよ。
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