布団のダニ退治

ダニ駆除

【簡単】布団のダニ退治のおすすめ方法をご紹介!安眠を手に入れよう

「1日のうちで一番長く過ごす場所はどこだと思いますか?」

それは布団です。ぐっすりと眠ることで1日の疲れを癒してくれます。

そんな大切な場所が、もしダニだらけだったらどうでしょう。考えただけでも気持ち悪いし、安心して眠れませんよね。

快適な睡眠を妨げるだけではなく、さらには深刻な健康被害まで及ぼす布団のダニ。

この記事では布団のダニ退治のおすすめ方法を詳しく紹介します。

この記事のテーマ

  • 簡単で安全な布団のダニの駆除と予防方法

 

年中危険!布団がダニの絶好の繁殖場所となる理由

「布団に入ったらムズがゆい、くしゃみがでる」

それ、布団の中にダニがいるサインかもしれません!

ダニが多い場所の1位は寝具という結果が出ています。ダニ対策で避けて通れないのが布団なんです。

引用元:アリエール からだにいいこと 2020年2月号

 

布団の中はダニの楽園?ダニが繁殖しやすい条件とは

「なぜ、布団にこれだけダニが多いのか?」

それは、ダニが好む条件が完璧に揃っている場所、つまり布団の中はダニの楽園だからです。

ダニが好む環境

  • 高温(25~30℃)
  • 多湿(70%以上)
  • うす暗い場所(背光性)
  • エサが豊富(埃・フケ・アカ・害虫の死骸や糞)

高温多湿の気象条件は主に梅雨から夏にかけてです。しかし、最近の家は気密性が高く、エアコンや加湿器等の普及もあり、年中ダニが住みやすい環境と変化してきました。

その中でも、布団は常に人の体温であたたかく、寝汗でしっとりしてします。暗い中で就寝し、人の皮脂・フケ・アカなどのダニのエサが豊富にあります。

その結果、布団の内部には表面の1000倍、1㎡あたり10万匹のダニがいます

参照:宅配クリーニングせんたく便

 

布団に潜むダニの種類と対策のポイント

布団にいるダニは主に2種類で、コナヒョウヒダニ(チリダニ)とツメダニです。そのうちの約90%はチリダニ。なぜなら、チリダニのエサこそが、人のフケ・アカだからです。

引用元:アース製薬

 

人のフケやアカはgで約300匹のチリダニのエサとなります。そして、このチリダニの死骸や糞がツメダニのエサとなります。

ダニの生存期間は約3ヶ月で、その間に約50個の卵を産みます。
梅雨から夏にかけて一気に繁殖し、秋から冬にかけて死骸が増えることになり、継続した対策が必要です。

 

喘息・アトピーの原因にも!布団のダニの健康被害は深刻

チリダニとツメダニはエサも違いますが、人に与える健康被害も大きく違います。

種類人への健康被害
チリダニアレルギーの原因となる
ツメダニ人を刺して、発疹としつこい痒みを引き起こす

 

刺されて痒みが続くのも辛いですよね。しかし、それ以上に厄介なのがダニアレルギーです。ダニの死骸や糞のタンパク質がアレルギーの引き金となり、喘息・アトピー性皮膚炎や鼻炎を引き起こします。

布団にいるダニの90%と言われる コナヒョウヒダニ(チリダニ)こそ、アレルギーの原因となります。

特に長時間布団の上で寝ている赤ちゃんには対策が重要となります。

 

 

これなら簡単!布団のダニを退治するおすすめ方法を紹介

まずは、布団の中に潜むダニをしっかりと駆除しなければなりません。ダニは50℃以上の高熱と乾燥で死滅します。この特性から、高熱・乾燥を利用した方法で退治します。

 

洗濯機やコインランドリーで布団を丸洗い乾燥させる

品質表示タグを確認して、可能であれば丸洗いしましょう。

ちょっと水や熱湯をかける程度では生きたダニは流れません。ダニにはツメがあり、しぶとく繊維にひっかかっているからです。

高温で加熱してから洗い流すダニ対策機能がついている洗濯乾燥機がおすすめです。ダニのエサとなる皮脂などの汚れが落ち、死骸や糞も流れます。

家庭用洗濯機で洗うことが難しい場合はコインランドリーを利用しましょう。コインランドリーの乾燥機は80~120℃とかなり高温なので、確実にダニを死滅させることができます。

引用:NTV 所さんの目がテン!

宅配クリーニングの洗浄・乾燥・保管を活用する

宅配クリーニングのメリットは、プロが洗浄して仕上げまでしてくれる安心感です。ダニやカビの心配がなくなるだけではなく、乾燥でふかふかになります。

ふとんのリネットは羽毛布団も洗浄できますし、圧縮した状態で送られてくるので収納も簡単。防ダニ加工のオプションもつけることができます。

きららウォッシュは最大8ヶ月間、せんたく便は6ヶ月間まで保管サービスがあります。部屋や押入れがスッキリし、保管時のダニの心配もなくなります。

デメリットは、やはり費用がそれなりにかかることです。しょっちゅうは難しくても、衣替えの時期や引っ越しの時などに利用するといいかもしれませんね。

 

布団乾燥機やスチームアイロンの熱で死滅させる

50℃以上の温度設定ができる布団乾燥機を30分以上使用すればダニを死滅させることができます。

ここで注意したいのは、布団全体を高熱処理することです。ノズルタイプで隅まで熱が行き渡らないとダニは隅へと逃げてしまいます。マットタイプで全体を覆えるものがおすすめです。

布団乾燥機がない場合、代用方法としてスチームアイロンがあります。かなり高温なので早く死滅させることが可能です。

使用後はダニの死骸を掃除機できちんと取り除きましょう。布団専用の掃除機やノズルがあればさらに便利です。

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布団にも使える殺虫剤を利用する

薬剤を使用してダニを退治する方法があります。スプレータイプは布団の表面への効果になるのと、燻煙タイプは卵には効果がないので、繰り返し使用したり、他の方法と併用した方が安心です。

購入前に、布団に使用できるタイプかどうか、殺虫成分もチェックしましょう。アレルギーがある敏感な方、赤ちゃんやペットがいる場合は避けた方が無難です。

 

 

ダニ取りシートで捕獲・駆除する

ダニ取りシートの中には、予防だけではなく駆除ができるタイプのシートがあります。例えば「ダニ捕りロボ」は誘引剤で捕獲したあと、乾燥して死滅させます。

天然由来の成分なので赤ちゃんやペットにも安心して使えますし、敷布団の下に置くだけなので、手軽に駆除と予防ができるおすすめの方法です。

 

 

布団のダニ対策!退治したあとの効果的な予防方法を紹介

ダニをしっかりと退治したあとは、また発生しないように予防を継続していくことが大切です。ここでは予防方法を紹介します。

 

ダニが繁殖しにくい環境を心がけよう

天気の良い日は部屋と押入れの風通しを良くし、光をいれましょう。畳の上に布団を敷きっぱなしにするのは湿気がこもり、ダニの温床となるので避けます。

エサとなる埃やフケをなくすことが大事なので、寝室の掃除はこまめにしましょう。布団の表面は専用ノズルなどを使い、ゆっくりと掃除機をかけましょう。

天日干しは完全に死滅させることができなくても、予防としては効果的です。花粉をガードするような黒い袋の中に入れて干すと高温となり、さらに効果があります。

布団たたきで叩くのは、死骸や糞を撒き散らし内部にダニを押し込んでしまうのでNG。天日干しした後は死骸や糞を除去しましょう。吸引力がパワフルな布団クリーナーもおすすめです。

布団乾燥機やスチームアイロンなど熱や乾燥を利用して、ダニが繁殖しにくい布団環境を作ります。湿度が高い時期は除湿器やエアコンで部屋の環境をコントロールしましょう。

 

ダニがつきにくい布団やカバーを選ぼう

羽毛は動物の匂いによりダニを寄せつけやすい特徴があります。綿は肌触りが良く吸湿性に優れている分、乾燥に気をつける必要があります。その点、化学繊維は手軽に丸洗いできてダニ対策がしやすいです。

また、布団やカバーに防ダニ加工が施された商品があります。

参照:インテリアファブリックス性能評価協議会

薬剤でダニを寄せつけない忌避タイプ、高密度繊維で内部にダニが入り込まない増殖抑制タイプがあります。薬剤は約3年が目安で効果が徐々に薄れていくので、高密度繊維の方がおすすめです。

肌触りだけではなく、アレルギーの観点からも布団の素材に気をつけて選びましょう。

 

布団・シーツやカバーを衛生的に保とう

できれば、定期的に布団を洗ったり、コインランドリーで乾燥させます。難しい場合でもシーツやカバーはこまめに洗濯・交換をしましょう。清潔に保つことでダニのエサが減ります。

アリエールのダニよけプラスなど、ダニよけ効果がある洗濯洗剤も発売されています。

特に保管時はキレイに洗って乾燥してから押入れに保管しましょう。押入れの床にすのこを置くと通気性が良くなります。

 

ダニ取りシートなどダニ対策グッズで予防を継続しよう

ダニが嫌う香りやアロマを利用した寄せつけないタイプ、逆におびき寄せて捕獲・駆除するタイプなど様々なダニ対策グッズが販売されています。

日常の掃除や布団干しだけではなく併用することで予防効果が高まります。退治の時にも紹介したダニ取りシートは予防としても優秀です。

布団の下だけではなく、保管時の押入れにも活用できます。その瞬間だけではなく、数カ月予防効果が続くのもメリットです。

 

 

布団のダニ退治まとめ

ここまで、布団のダニのアレルギーへの影響、そして駆除と予防方法を紹介しました。

布団は顔まわりに近く、アレルゲンをとても吸い込みやすい状態です。一度アレルギーを発症すると、その後のケアがとても大変となります。

安眠を取り戻すためにも、布団のダニ退治をしっかりとして、1年を通して予防をしていきましょう。

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