枕にダニがいるかもしれません。駆除したいのですがどうすればいいですか?
とお悩みではありませんか?
実は枕はダニがとても繁殖しやすい場所です。
すぐに駆除しなければ、どんどん繁殖して痒みやアレルギーにつながります。
この記事で解説する方法を実践して枕のダニの繁殖を防ぎましょう。
この記事のテーマ
- 枕のダニの駆除方法
目次
枕にはどんなダニがいる?
枕には、チリダニというダニがいる可能性があります。
チリダニとは、日本の家屋の中に最も高い確率でいるダニです。
具体的には、家屋で発生するダニの約8割を占めると言われています。
チリダニは、別名ヒョウヒダニとも呼ばれます。0.2〜0.5mmとダニの中でもかなり小さい部類で、肉眼で発見することはできません。
人のアカやフケ、ホコリを食べるので、室内の中でも特に枕で繁殖しやすいダニです。
また、チリダニを放置しておくことで、チリダニをエサとするツメダニを呼び寄せてしまう恐れもあります。
枕にいるダニによって起こる症状
チリダニ自体は人を刺すことはありません。
ですので刺されたことによる湿疹等の被害はないのですが、チリダニのフンや死骸が放置されることでアレルギーを引き起こします。
また、肌荒れや顔の痒みによって「枕にダニがいるのではないか?」と疑う方もいます。
しかし、肌荒れや顔の痒みに関しては、顔ダニによる可能性が高く、枕にダニが潜んでいると断定することは難しいです。
※顔ダニは、一般的に人間の肌に寄生する微生物の一種。毛穴や皮脂腺にいるもので誰の身体にも存在し、病原菌ではありません。一般的なダニ(イエダニ・ツメダニ・チリダニ)とは異なります。
枕のダニの6つの駆除方法
枕に発生したダニを駆除するには、以下の6つの方法があります。
- 掃除機で吸い込む
- 天日干しをする
- スチームアイロンで死滅させる
- 選択する
- 防ダニスプレーを使う
- ダニ取りシートを使う
それぞれ詳しくみていきましょう。
掃除機で吸い込む
枕を掃除機で吸い込むことで、ダニを吸い取ることができます。
大きなものですと掃除機で吸い込むのは手間がかかりますが、枕くらいの大きさですと1分もあればできるかと思います。
枕カバーを外して、中もしっかりと掃除機をかけましょう。
ダニだけでなく、ダニのフンや死骸も一緒に吸い取ってくれるので、アレルギーも防止することができます。
また、人のアカやフケも一緒に吸い取ってくれるので、今後のダニの発生を予防することもできます。
一気にあらゆるダニ対策ができるので掃除機で吸い込むというのは非常によい方法です。
ただし、吸い込んでもダニが死滅したわけではありません。紙パックの中で生きている可能性があります。
ですので、掃除機で吸い込んだ後はすぐに紙パックを捨てましょう。
さもないと、ダニが再び出てきてしまう恐れがあります。
天日干しする
枕を天日干しすることでダニを死滅させることができます。
ダニは高温に弱い生き物です。
具体的には、50℃の温度で20分程度経つと死滅すると言われています。
夏の晴れの日に枕を天日干ししておけば50℃は超えるので、確実にダニを死滅させることができます。
布団や枕を天日干ししたら布団や枕から普段とは違った匂いがします。
実はそれはダニのフンや死骸の匂いです。
天日干ししてダニを死滅させることができても、フンや死骸をそのままにしていては結局アレルギーが出てしまうので、干した後はしっかりはたきましょう。
スチームアイロンで死滅させる
スチームアイロンを使って、枕のダニを死滅させることができます。
「普通のアイロンじゃダメなの?」という疑問があるかもしれませんが、スチームアイロンを使いましょう。
理由としては、スチーム機能を使うことで、枕の内部にまで熱を届かせることができるからです。
スチーム機能がなければ表面のダニしか死滅させることができません。
先ほどダニは50℃以上の温度で死滅すると言いましたが、スチームアイロンは100℃を超えていますので、確実にダニを死滅させることができます。
洗濯する
洗濯をすることで、ダニを洗い流すことができるので、枕についたダニを駆除することができます。
枕カバーは洗濯できるので問題ありません。
しかし枕に関しては、洗えるものと洗えないものがあるので、確認してみてください。
また、洗濯しただけではダニを死滅させることはできていません。
洗い流しただけです。
その後また枕に付着してしまう恐れがあります。
洗濯した後に乾燥機を使って高温にすることでダニを死滅させることができるので、洗濯をしてダニを駆除する時には、乾燥機も忘れずに使いましょう。
【悲報】ダニは通常の洗濯では死なない!洗濯機の効果的な使い方を解説!
防ダニスプレーを使う
ダニはスプレーで死滅させることができます。
殺虫剤とは異なり、ダニ専用のスプレーが出ています。
殺虫剤でもダニを死滅させることはできるのですが、殺虫剤はゴキブリなどを駆除するために作られているので、効果が強すぎてもったいないです。
ですので防ダニスプレーがおすすめです。
家庭に1つ常備しておけば、いつダニが出ても安心ですよ。
しかし、「枕にスプレーをかけるのはちょっと・・・」という方もいるかと思います。
そういう場合には他の方法を検討してみましょう。
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ダニ取りシートを使う
ダニ取りシートを使って、ダニを駆除することができます。
ダニは目に見えないので、どこにいるか分かりません。
ダニ取りシートは、ダニをシートに集めてから殺してくれるので、ダニの死骸を処分する手間が省けます。
暗い空間とダニが好む成分を発する事で、シートの内部にダニを集めることができます。
シートを設置してしばらくしてシートを燃えるゴミとして捨てるだけで、駆除完了です。
いくつもあるダニ駆除方法のなかで、最も手間がかからない方法だと言えます。
枕を清潔に保つ2つの方法
枕に潜んでいるダニを駆除することは大切ですが、ダニが発生しないように枕を常に清潔に保っておくことも重要です。
ダニの発生を防げば、ダニを駆除する手間も省けます。
- 定期的に洗濯をする
- 枕を濡らさない
上記2つで枕を清潔に保つことでダニの発生を防ぎましょう。
定期的に洗濯する
枕を定期的に洗濯をする事で、ダニの発生を防ぐことができます。
枕や布団は人によって定期的に洗濯する人とそうでない人に別れます。
数ヶ月間全く洗濯しないという人も多いのではないでしょうか?
そういう方は枕にダニが発生してしまうリスク大です。
チリダニは人のアカやフケをエサとします。
枕は特に人間の頭が触れる部分ですので、フケがたまりやすいです。
つまりチリダニにとっては格好の繁殖場所ということです。
洗濯をすることでアカやフケを洗い流すことができますよ!
枕を濡らさない
枕を濡らさないように心がける事で、ダニの発生を防ぐことができます。
「枕を濡らす」というと辛さや悲しさのあまり寝床で涙を流すことを意味する語として使われますが、そういう意味ではありません(笑)
物理的に枕を濡らしてしまうと、枕が湿ってしまうのでダニが好む環境を作り出してしまいます。
また、枕が濡れているとカビが生えやすくなりますが、カビはダニのエサになります。
頭をきちんと乾かさずに寝てしまうと、頭の水分が枕に移って、枕が湿ってしまいます。
お風呂に入った後は髪をきちんと乾かして、枕を濡らさないようにしましょう。
まとめ
枕に発生するチリダニは、発生を予防することが可能です。
また、発生しても他のダニや他の場所に発生した場合と比べると、容易に対策が可能です。
放置しておくと繁殖してしまいますので、すぐに退治してしまいましょう!
また、枕以外でも、ダニ刺されやアレルギーに悩んでいて、「今すぐにでも」ダニ駆除を行いたい場合は、ダニ駆除業者に依頼すれば確実です。
全国対応のダニ駆除業者をまとめていますので、参考にしてみてください。
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