シロアリの対策をしたいと考えています。大量発生する前に対策をしたいです。
と、お悩みではありませんか?
結論からお伝えするとシロアリは1年中発生します。
ただし発生しやすい時期や環境があるので、その前に対策をすることで、シロアリの被害を防いだり最小限に抑えたりすることができます。
この記事で解説していることを実践して、手遅れにならないようにしましょう。
この記事のテーマ
- シロアリの発生時期・活動時期
- シロアリの駆除方法
目次
シロアリの発生時期・活動時期は?
それではシロアリの発生時期と活動時期について解説します
シロアリの発生時期
シロアリには、女王アリや兵アリなど種類がたくさんありますが、その中でも羽アリに限っては大量発生する時期があります。
それは春から夏にかけての時期です。
さらに夕暮れ時や雨上がりに特に大量発生します。
羽アリが大量発生する理由としては、巣の中にシロアリが増えすぎてしまい、巣のバランスを保つためです。
羽アリは外に出て、新な住処を作ります。
シロアリを見つけることは難しいですが、シロアリの羽アリは明るいところに集まりますし飛ぶので見つけやすいです。
また、数千から数万という単位で発生します。
シロアリの羽アリが大量発生したということは、近くにある巣は成熟しきっていて満杯ということですので、はっきりいって手遅れです。
業者に依頼するしかありません。
少し探せば大量のシロアリが木材や段ボールについているのが見つかるはずです。
そうなる前に対策をしておきたいところです。
シロアリの活動時期
シロアリの活動時期ですが、結論から言うと、他のアリと同様に1年中活動しています。
他の昆虫や動物には、冬眠といった時期がありますが、シロアリには存在しません。
1年を通して女王アリが卵を産み続け、全てのシロアリが1年を通して活動し続けます。
シロアリの羽アリが家に侵入するのを防ぐ方法
シロアリの家への進入を防ぐには、以下の3点に気をつけましょう。
- 室内の光を外部に出さない
- 網戸や窓の隙間を開けない
- 網戸の目を細かくする
それぞれ詳しくみていきましょう。
なお、外部から家に進入してくるシロアリは、シロアリの中でも羽アリという種類のアリがダントツです。
他のシロアリは、侵入してくるというよりは巣を作って家の木材を食い漁るので、屋内で見かけることはありません。
ですので、今回はシロアリの羽アリをメインに話を進めていきます。
室内の光を外部に出さない
シロアリの羽アリは、他の虫と同じように、明るいところに集まります。
他の虫と同じように、光速性と呼ばれる性質を持っています。
光があるところに集まってしまう性質ですね。
ですので室内の明かりが家のそとに漏れてしまい、外よりも室内の方が明るい状況を作ってしまうと、家のガラスなどにシロアリの羽アリが大量に張り付いてしまいます。
そこに隙間があれば、そこからシロアリの羽アリが家の中に侵入してしまいます。
暗くなったらカーテンを閉めることで防ぐことができますが、カーテンがついていないガラス張りのドアですと大変です。
私もシロアリの羽アリの大量発生を経験したことがあるのですが、ガラス張りのドアに大量にシロアリの羽アリが張り付いているという状況になりました。
ドアの構造的に、四方が5ミリ程度空いていたので、そこからシロアリの羽アリが建物内に侵入して大変な思いをしました。
羽アリが家の外にいる場合は、光が屋外に漏れないようにしましょう。
網戸や窓の隙間を開けない
シロアリの羽アリは、網戸や窓の隙間から屋内に侵入します。
ですので網戸や窓の隙間を開けないようにしましょう。
とはいえ、網戸や窓の隙間が空いていて、シロアリが発生したからといってすぐに隙間を閉じることはできませんよね。
ですので、シロアリの羽アリが大量発生して手遅れになる前に、隙間がある場合はリフォームなどで塞いでおきましょう。
また緊急の対策としては、ガムテープや段ボールで塞ぐというのもありですね。
一時的にですがシロアリの羽アリの侵入を防ぐことができます。
網戸の目を細かくする
シロアリの羽アリは網戸の目からも侵入してきます。
網戸の一部が破れているという方は要注意です。
「網戸の一部だけなら問題ないかな?」と思うかもしれませんが、確実に侵入されてしまいます。
理由としては、シロアリの羽アリは数千匹から数万匹という大群で押し寄せるからです。
仮に数百匹が網戸に張り付いたとしたら、確実に網戸の破れた部分に到達するシロアリの羽アリは一定数いますよね。
ですので網戸が破れている方は確実に修理しておきましょう。
また、網戸の目が大きいものですと網戸の目の間を通り抜けて侵入して来ることもあります。
シロアリの羽アリの全長は4mm〜7.5mm程度ですが、細長いので2mm程度の隙間があれば侵入されてしまう可能性があります。
網戸の目が大きかったり、劣化して網戸の目が広がってしまっている場合には、網戸の張り替えも検討しましょう。
シロアリの羽アリが家に侵入したときの駆除方法
シロアリの羽アリが家に進入してしまった場合には、以下の3つの方法で駆除しましょう。
- 掃除機で吸い込む
- 殺虫剤を使う
- ガムテープで取る
自分でできるおすすめ方法は、掃除機で吸い込む、殺虫剤を使う、ガムテープで取る、の3つです。
まず、目の前の羽アリが本当にシロアリかどうかを見極める必要があります。クロアリの羽アリの可能性もあります。
下記の記事でシロアリかどうかを見極める方法をまとめていますので参照してください。
【注意】羽アリの大群はシロアリかも?すぐ分かる見分け方をご紹介!
掃除機で吸い込む
シロアリの羽アリが家に侵入してしまったら、掃除機で吸い込みましょう。
シロアリの羽アリはとにかく数が多いです。数が多いので、家でゴキブリが出たときのように1匹ずつ対処することはできません。
シロアリの羽アリはほうきなどで一箇所に集めてまとめて掃除機で吸い込みましょう。
そうすれば一気に大量のシロアリの羽アリを駆除することができます。
ただし一点だけ注意して欲しいことがあります。
それは、掃除機で吸い取っても、シロアリの羽アリは生きているということです。
掃除機で吸い取って掃除機をそのまま放置していると、シロアリの羽アリが中から出て来る可能性があります。
ですので、掃除機でシロアリの羽アリを吸い込んだ後は、掃除機の紙パックを捨てるように徹底しましょう。
殺虫剤を使う
殺虫剤を使うことでシロアリの羽アリを駆除することができます。
ただしシロアリの羽アリは数千匹という単位で大量発生しますので、殺虫剤をほぼ使い切ってしまう可能性があります。
効率よくシロアリの羽アリを駆除するためには、シロアリの羽アリをほうきなどで一箇所に集めてから殺虫剤を吹きかけるのが良いです。
少し残酷な気がするかもしれませんが、これが最も効率的なシロアリの羽アリの駆除方法です。
また、殺虫剤を大量に噴射する必要がありますので吸い込んでしまうと気分が悪くなるかもしれません。
外にシロアリの羽アリがいるので窓を開けて換気をするのは難しいと思います。
マスクをつけるなどして対応をしましょう。
ガムテープなどで取る
また、ガムテープでシロアリの羽アリを駆除するという方法もあります。
上記で解説した「掃除機で吸い込む」「殺虫剤を使う」という方法と比べると効率が悪いのが現実です。
理由としては、ガムテープですと1度で狭い範囲のシロアリの羽アリしか駆除することができないからです。
ただし掃除機や殺虫剤などが家にない状態でもガムテープさえあればとりあえずシロアリの羽アリを駆除することができるという利点もあります。
下記「【至急】シロアリを見つけたら、すぐにやるべき5つのこと!」でも対処法をまとめています。
シロアリの発生時期!大量発生するのはいつ?手遅れになる前に対策を!
と、お悩みではありませんか? 結論からお伝えするとシロアリは1年中発生します。 ただし発生しやすい時期や環境があるので、その前に対策をすることで、シロアリの被害を防いだり最小限に抑えたりすることができ ...
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まとめ
シロアリは1年中発生しますが、シロアリの羽アリは春から夏にかけて、そして夕方と雨上がりに大量発生します。
- 羽アリの大量発生は春から夏にかけて
- シロアリは1年中活動している
- シロアリを屋外・屋内で見かけたら徹底駆除!
大量発生する時期に備えて、今のうちから適切な対策をしたり、駆除用の物を揃えるなどしましょう。
シロアリの被害を最小限に抑えるためには、早めの対策が必要です。
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